【 舞台となる世界 】

世界観

大陸にラグメルと呼ばれる地域があった。
古くは魔の眷属との抗争の時代、
その後は人間同士の勢力争いの中にあるこの激動の地に
中央を治めるパリシア帝国の皇帝ゼノンは
武力による強硬なラグメル統一を唱えた。

この提唱はラグメル全体を巻き込み、
かつてない規模の戦争へと発展することとなる。

物語の視点を担うのは
パリシア帝国の第二皇女ラウフェイ。
皇帝ゼノンの4人の子らの中では非嫡出児であり、
皇位継承権は下位である。

彼女は帝国諸侯のひとつ、イールズ辺境伯の下に預けられ
直接的な戦争とは遠ざけられているが
やがてこのラグメルの真なる脅威を見ることとなる。

パリシア帝国

パリシア帝国

ラグメル中央部を領し、六大国家の中では最も強国。
始祖であるウェゼクスは滅亡した古代テュロメア帝国の血統を持ち、それを正当性として初代皇帝を名乗った。
パリシア帝室は大帝国の流れを汲むものとしてこれに倣い、ラグメルの主導者たるべきという思想がその発足当初より随所に見られる。

ゼノン シュターゼ ゼノビア ウェゼル ラウフェイ ファルバウト

ゾルツェンド騎士団国

ゾルツェンド騎士団国

暗黒時代に魔との抗争から逃れ入植したゾルツェンド騎士団によって設立された。
やや乾燥した草原気候であり、騎士団入植前には遊牧民が先住していたが現在は征服されている 。
政体としては騎士団が政務と軍事を取り仕切り、騎士国侯と呼ばれる三人の元首に大きな権限が与えられる。

クロイゼル エインワース オッドバルト ワイアット

バルクトリア聖王国

バルクトリア聖王国

ラグメル北部の寒冷地に位置し、有力な宗教である「二柱聖教」の聖地を領する宗教国家。
二柱聖教とは太陽神と月神の表裏一体神の信仰であり、聖王国はその象徴として代々「聖王」と「聖女王」を戴く。
また山岳部の奥地には天馬が生息し、これを調教した軍事利用も行われている。

マグレーリア ゼガ ユノー シャノン ティーノ ノルン

ルマドーラ王国

ルマドーラ王国

北東の群島地帯をまとめる軍事国家。飛竜の産地であり竜騎士と呼ばれる飛兵を育成した強力な兵団を持つ。
土地は貧しいため、竜騎士団を軍事力として外部へ提供することは大きな産業であった。
群島という性質上、内部の統率を欠く傾向にあるのが弱みとも言える。

ギュエンスト ジャンパーロ マナフェスタ

クァラヌーン教国

クァラヌーン教国

ラグメル南部の砂漠地帯を領し、ラグメルの有力な宗教である二柱聖教とは異なる教え、「クァラヌ教」に従う宗教国家。
シャハトと呼ばれる大教主が国家元首でもあり、「教国」という特殊な国号が用いられている。
かつて、より南に存在し今は死の砂漠に沈んだ古代大帝国に位置的に近いこともあり、その遺産に触れる機会が多く魔術研究と技術は他国より秀でている。

ハルシーム マジード ジファル

イールズ部族連合

イールズ部族連合

西部の森林地帯では獣人などの亜人種が、それぞれに部族を作って自治を行っている。
各部族は高い独立性を保ってはいるが、パリシアやクァラヌーンからの国家的な圧力に対抗するため、連合を作って政治的な集団を形成しているという側面も持つ。
そして連合の長として君臨するのが大豪族イールズートであり、その族長は代々「獣王」を名乗っている。

ベルムート ジスマ